友達と母



作・俊介 さん


第7章  ** 古い日記(3人目、4人目−キャンプ1−)**

3人目の男の話は私にも記憶がある出来事だった。
私が小学校2年生の夏休みに子供会のキャンプ参加して秋川渓谷に行った。
母はその時、地元の指導担当の男と関係を持ったのだ。その男の記憶は私には無い。
母は、当時29歳、キャンプへは数人の母親が引率で参加していた。

1989年7月28日(金)

俊介を連れて子供会のキャンプに泊りがけで参加した。
キャンプ場でこんな大胆な経験をするとは思いもしなかった。

昨日の朝早く秋川渓谷に向かった。近所の奥様3人と引率のPTA副会長の山田さんに子供が10人が参加した。
キャンプ場に着くと、各々テントを張ったり夕食のカレーの仕込にかかったりで皆おおわらわの忙しさだった。
キャンプを指導する若者達の中に佐藤君が居た。20歳の筋肉質なスポーツマンだ。

私は始めから彼が私を見る視線を熱く感じていた。
私はTシャツにジーンズというラフな格好だったが、Tシャツからは薄くレースの白いブラが透けて見える。
私が一人離れて夕食の準備をしているとき、彼が私に話しかけてきた。
白い歯がさわやかな印象の好青年だ。私のこころの奥底で暫く感じなかった淫靡なものが疼いた。

彼は火をおこしたりして準備を手伝ってくれる。準備の間、何度か肘が触れ合ったりした。
私たちはすぐにうちとけた。彼は大学生で山岳部に所属していて夏休みのアルバイトで
この夏はずっとここにいること。東京に残した恋人に会いたいことなどを話した。
私について話した時、かれは7歳の子供が居るなんて信じられないとしきりに言った。

夕食を終えるとキャンプファイヤを囲み団欒があり、その後は参加者全員でキャンプ場から徒歩5分位の所に
有る民家の光が殆ど届かない広場に移動しての天文観測となった。
子供達は真っ暗な道に喜んでどんどん先に行く。暗闇を歩く中、彼が近寄ってきた。
階段に躓いた私を「危ない」と言って彼が手を掴んでくれた。

「ありがとう」

私は、体勢を立て直したが彼は手を離さない。

「このまま手をつないでいたいです」

「駄目、誰かに見られるでしょう」

「12時にテントに行きます。もう少し話し相手になってください」

「そんな〜。子供が居るんですよ」

「奥さんみたいな年上の女性に憧れていたんです。お願いします」

彼は私を握る手に力を込め懇願する。

「廻りに目が有ったらテントに来ないでね。お話するだけよ」

勿論、お話では済まないことを予感しながら私は了承した。

キャンプの夜は早い。9時過ぎには各人のテントに入りやることもなく、眠りにつく。
俊介も程なく寝ついた。テントの窓から廻りを見るとまだいくつかのテントで明かりがついていたが
10時過ぎにはそれも消えた。満天の星空に月の明かりのもとキャンプ場は寝静まった。
私はTシャツはそのままで下着を着替えた。夕方シャワーを浴びていたときに女の部分を触ると
熱く蕩けるように濡れていた。絞りタオルで丁寧にあそこを清める。
いったい何を期待しているのか、悪い母親だ。新しいパンティに履き替えTシャツにジーンズの格好でうとうとした。

「奥さん、奥さん、起きて」

ささやくような声に目をさました。テントの外に人影が。そうだ、佐藤君が来たのだ。
テントのチャックを開けると彼が身を潜めるように座っている。

「奥さん、近くにゆっくりとお話が出来る場所がありますので行きましょう」

俊介は1度寝ついたら目を覚ますことはない。無言で私は頷いた。

5〜6分歩くと小さな山小屋に着いた。

「今は誰も使ってませんから、この中なら人目につかずゆっくりとお話出来ます。」

テントからずっと手を握っていた彼が言った。

山小屋に入り天井のランプに火をいれる。中にはテーブルと椅子、奥には小さな簡易ベッドが作りつけてある。
私たちは簡易ベッドに並んで腰掛けた。

「奥さん、無理を言って済みません。でも、来てくれて嬉しい」

彼はそう言うと左手を後ろから私の肩に回し引き寄せる。

「だめ、お話するだけって言ったでしょう」

私の言葉は空しい。すぐ彼の口によって口を塞がれる。
長い情熱的なキス。彼はキスが上手だと思った。以外と女性の扱いに慣れている。

キスをしながら右手が私の胸を這う。性急なのは若者ゆえか。
表面は別として私の中では彼に全てを許す気持ちが固まっている。

「奥さん、もう我慢できません、好きです」

彼の手がTシャツの裾から侵入する。フロントホックを探し当てブラが弾けた。

「奥さん、胸が大きいですね」

乳房全体を掴むようにしたり乳首を二本の指で摘んだり、彼は巧みな愛撫を続けた。
口はキスで塞がれたままだ。「駄目」声にならない声を上げ一応の抵抗を試みる。

彼は私をベッドに押し倒しキスを止めると、Tシャツを押し上げ胸に口を近づけ愛撫を集中する。
乳房の裾を両手で掴み乳首を合わせるようにして順番に口で吸い付き舐め回す。
巧みな愛撫に私の口からは思わず歓喜の声が漏れる。彼はTシャツを脱がすと腋の下にも下を向けた。
そこは綺麗に剃ってある。

「だめ、お風呂に入っていないから汗くさい」

「甘い、いい匂いがします。奥さんの匂いだ」

彼はくんくん鼻を鳴らしながら言う。手は休むことなく私の乳首をいじめる。
再び乳首を吸いながら彼の右手が私のジーンズのホックを外す。
ファスナーを降ろすと一旦上体を起こしジーンズのお尻に手を回した。
私は協力するように腰を浮かす。彼は一気にジーンズを下げた。
白いパンティがランプの薄明かりに浮かび上がる。彼は待ちきれないようにパンティも取り去った。
そこに顔を近づけようとする彼に、

「お願いそこはやめて、汚いから」

「女性のここ見たいんです」

「だめ、今日は汚い」

彼が私の両膝を掴み大きく開く。

「お願い、止めて」

薄明かりの中、濡れて光る私の女の部分を確認して気が済んだのか彼は立ち上がると慌しく全裸になった。
若者らしい元気なものがそそり立つ。彼は私の上に乗ると一気に挿入した。
若者らしい性急な腰の動きに私の気持ちは中々高まらない。彼は力強い動きを続けた。

「奥さんのように素敵な女性とセックスできるなんて夢のようです。大人の女性って最高です。
私のこれまで知っている子供達とは比べ物になりません」

彼は気持良さそうに腰を振ると射精した。

「あ、ごめんなさい、中に出しちゃった」

私は今年の春に子供は俊介一人で良いということで、主人の薦めに従いリングを入れたので妊娠の恐れは無い。

「大丈夫、今日は安全日だから」

「奥さん、僕は最高に幸せです」

放出を終えたペニスを私の中に入れたままで彼は息を切らしながら頭を私の胸に乗せ一休みとなった。

<つづく>


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